
靴は「サイズ」だけでは決まらない
「25.0cm」と表示されていても、すべての靴が同じように足に合うわけではありません。足のサイズは足長だけでなく、足囲と足幅の3つで決まります。足囲は6mmごと、足幅は2mmごとに「ウィズ」という規格で1段階変わるため、足長が同じでもウィズが違えば履き心地はまったく変わります。
理学療法士が、足と靴について知っておくと役に立つことを書いています。

「25.0cm」と表示されていても、すべての靴が同じように足に合うわけではありません。足のサイズは足長だけでなく、足囲と足幅の3つで決まります。足囲は6mmごと、足幅は2mmごとに「ウィズ」という規格で1段階変わるため、足長が同じでもウィズが違えば履き心地はまったく変わります。

足の裏には「内側縦アーチ」「外側縦アーチ」「横アーチ」の3つがあります。土踏まずは着地の衝撃を吸収するだけでなく、歩行中に足が内側へ傾き過ぎるのを防ぐブレーキの役割も担っています。横アーチは蹴り出す瞬間に足裏を硬くして地面を押し返します。

今履いている靴の裏を見てみてください。かかとの外側だけ、あるいは片方だけ極端に減っていませんか。靴底の減り方には歩き方のクセがそのまま表れます。外側が減っていれば「過回外」、内側が減っていれば「過回内」の傾向があるサインです。

インソールは、ただ足裏に敷く柔らかいクッションではありません。アーチを支える位置に、狙った厚みと硬さのパッドを配置することで、姿勢や歩き方そのものを誘導する道具です。目的によって貼る位置も変わります。
足の骨は片足だけで28個。子どもの足は、軟骨の状態から少しずつ骨に置き換わっていく途中です。きつい靴で圧迫し続けると成長を妨げる可能性があります。かといって大きめを選ぶのも逆効果で、指を靴の中で踏ん張らせてしまいます。

靴のアッパーがしっかり足を固定していないと、足は靴の中で遊んでしまい、本来の蹴り出す力を発揮できません。「脱ぎ履きが楽だから」と大きい靴を選びがちですが、大きすぎる靴は蹴り出しの力を弱めます。ひも靴を選び、きちんと結ぶ。それだけで歩幅や姿勢が安定するケースは少なくありません。
足長・足囲・足幅の測り方と、JISのサイズ表(男性・女性・子供)をまとめました。メジャーと紙があれば、ご自宅でも測れます。
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